第2期早島町人口ビジョン及び第2期早島町まち・ひと・しごと創生総合戦略

本町では、「自立して存続し続けるために、次の世代に町を引き継ぐことのできる持続可能な人口構成への転換を図っていく必要がある」との現状認識に基づき、土地利用の誘導による定住・移住人口の増加を主要な課題のひとつとして捉えています。

そのための取組方針は総合計画の基本施策・個別施策として体系化したところですが、定住促進により一層寄与する重点的な事業展開を図るため、まち・ひと・しごと創生法第10条に規定する「地方版まち・ひと・しごと創生総合戦略」を早島町定住促進マスタープランとして策定するにあたり、その構想部分を担い町の人口特性に基づく目指すべき将来の方向性を示す「早島町人口ビジョン」を平成27年3月に策定しました。

その後、国立社会保障・人口問題研究所が2015年国勢調査の結果に基づく新たな長期人口推計を公表するとともに、早島町まち・ひと・しごと創生総合戦略の改定しに伴い、近年の人口動態を反映した人口の将来展望が必要となったことから、令和3年12月に人口ビジョンの見直しを行いました。

「第2期早島町人口ビジョン」における将来人口の推計では、戦略的な定住促進が行われなかった場合、人口は減少し続け、2065年には1万人を切る見通しとなっています。

このような状況に歯止めをかけるため、国の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」及び岡山県の「おかやま創生総合戦略」を勘案しつつ、本町の目指すべき方向性を示すものとして、「第2期早島町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を令和3年12月に策定しました。

早島町では総合戦略を定住・移住に関する施策の基本的な方針となる《定住促進マスタープラン》として位置づけ、総合計画の分野別基本計画として施策の体系に組み込むこととします。