野良犬にご注意ください!
野良犬に遭遇したら…
突然野良犬に出くわして、吠えられたり、追いかけられたりと怖い思いをした人もいると思います。
特に小さな子どもたちは犬に出会っただけでパニックになってしまうかもしれません。
一方で野良犬は人をどのように思っているでしょうか。野良犬は警戒心が強く、安心できる住みかを見つけ、出来るだけ危険を避けながらエサを探して生活しています。人は警戒すべき危険な存在であると思っています。基本的には人と関わろうとはしませんが、子犬を守ろうとするときや、自分に危機が迫っているときは別です。
犬を興奮させないための対処法を以下にまとめましたので参考にして下さい。
- 走って逃げない ― 犬は逃げる獲物を追いかける本能があります。
- その場で動かない ― 急に動くと犬を刺激することになります。まずは落ち着きましょう。
- 大きな声を出さない ― 大声を出すと犬を刺激してしまいます。
- 犬の目を見ない ― 目を合わせることは敵対心があると思われてしまいます。
- 静かに下がる ― 背中を見せずに静かに立ち去りましょう。

野良犬にエサを与えている方へ
無責任にエサを与えていると、その場所に野良犬が集まり、子どもが追いかけられる、ペットがかまれて死亡するなど、地域の皆さんに深刻な被害が発生する恐れがあります。
放浪している犬は、狂犬病予防法により、保護しなければならないと定められています。
また、かわいそうだからとエサを与えるだけでは、その場所で繁殖し、結果的に、飼い主のいないかわいそうな子犬を増やしてしまうことになります。
野良犬への無責任なエサやりはやめてください。
野良犬がかわいそうだと思うのであれば、保護にご協力ください。
野良犬を取り巻く問題解決のために、責任を持った行動をとってください。
野良犬が集まりやすい環境を変えなければ、その場所で野良犬が繁殖し、いなくなることはありません。
野良犬を減らし、人も動物も住みよい地域にするため、地域全体で次のようなルールを守りましょう。
- 野良犬に無責任にエサを与えない
- 生ごみや飼い犬・飼い猫のエサなどを野外に放置しない
- 野良犬の住みかになる場所を作らない
- 飼い犬を放したり、棄てたりしない
- 野良犬に近づかない
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更新日:2023年03月01日